【感想&レビュー】「ロストディケイド」
2020年2月12日に配信された「ロストディケイド」の感想&レビューをしてみました。
本作は、プレイヤーが操作を行わないまたは、アプリを閉じてしまってもキャラクターたちがゲームの世界で時間経過とともにバトル&冒険を行って進行している「放置ゲー」というタイプのゲームである。
放置している間は、経験値を稼いでLvアップしていくだけでなくアイテムや装備なども自動で拾ってくれる。
また、放置している間は、ダメージを受けることなくスタミナとか行動ポイントとかといった要素もなく、完全に半永久的に放置できるゲームである。
Lv上げという作業が面倒に感じる人、プレイ時間があまりとれない人向きではないだろうか。
プレイヤーが食事している間、仕事をしている間、寝ている間を放置しておいてアプリを起動してどのくらいLvが上がったとか何のアイテムを拾ってきたかを期待ができるお手軽で時間効率の良いゲームであると思われる。
ここまで徹底とした放置要素のあるゲームは、今作が初めてではないだろうか。
1.キャラクターは、「経験値アイテム」を使うことでレベルが上がる。
キャラクターの育成も割と他のソーシャルゲームよりは、お手軽な仕様である。
キャラクターは、プレイヤーとは異なり、バトルなどで得られる経験値ではなく「経験値アイテム」を使ってレベルを上げる。
そのアイテムは、クエストなどで入手でき、結構たまりやすく、いつの間にか大量に集まっていたりするのでポンポンと「UP」ボタンをタップして連続でレベルが上がり、すぐに上限に達してしまう。
2.キャラクターのレベル上限は、「突破素材」が必要。
「突破素材」もまたクエストなどで入手できるのでその辺は、「経験値アイテム」と同じである。
キャラクターのレベル上げは、他のゲームと比較しても容易な部類にはいるだろう。
3.キャラクターは、「覚醒」させることで大きく能力を上げることができる。
同じキャラクターを2体以上入手することでそのキャラクターを素材にして「覚醒」させることができる。
その際には、キャラクターのレアリティ―がアップし、元のステータスの倍ほどにまでパワーアップする。
キャラクターも課金ガチャだけでなくイベントをこなすことで入手できたりもするのでこの辺は、無課金プレイヤーに易しい仕様であるといえる。
(現在、「アリスのお茶会」が行われておりイベントをこなすことで★3レアの「アリス」を複数の入手が可能である)
敵との戦闘は、自動で行われる。
パーティは、3人制であり、キャラクターには、スキルを最大で3つまで設定できる。
そしてそのスキルは3ターンごとにローテーションで発動され、スキルはパーティメンバーが同時に発動するシステムである。
そのスキルの順番は、プレイヤーが設計できるので他のキャラクターとの連携しだいでは、大きく戦術に幅を持たせることが可能だ。
パーティメンバー全員で大火力を発動させるのもよし、キャラクターごとの要素をいかした連携でいくものよし、さまざまな戦術が考えられる。
オートバトルでシンプルながらも多種多様なプレイができると思われる。
無課金プレイと課金プレイの差についても今のところそんなには差は感じない。
上記で述べたように★3レアもイベントで入手できるし、キャラクターの育成が容易なのでWeb攻略ページや投稿動画を参考にすれば十分にプレイを楽しめると思われる。
ただ「闘技場」で行われているPvPバトルについては、おそらくは課金プレイヤーが有利になると思われる。(他のゲームと同様です。これはしかたがないです。)
クエストの関しては、「ランダム生成ダンジョン探索型」である。
雰囲気として 「トルネコの大冒険」のようである。
クエスト受諾ごとに地形は、ランダムで生成され、入手できるアイテムもランダムである。
マス目のある地形上で画面をタップすることで移動していき、宝箱を開けたり壺を割ったりしてアイテムを入手、エネミーのそばにいくと戦闘が始まるそんな感じのシステム。
漫画形式でストーリーが進行していくのも本作の特徴である。
この形式については、色々と成否両論あると思われる。
プレイ報告(1回目)でも述べたようにセリフの文字が小さくて見えづらく読み切るのに時間がかかるような気はする。
最後になるがこのゲームは、インターフェースにおいて「酒場」「ショップ」などのコンテンツへ移行するアイコンが判別しにくと思う。
スマホゲームの画面だからというのもあるがもうちょっとシンプルで分りやすいアイコンにしてほしかった感がする。
まとめさせてもらうと
- キャラクター、装備品の強化は容易である。
- 3人制のオートバトルであるが多彩な組み合わせが可能な戦闘システム。
- クエストは、「ランダム生成ダンジョン探索型」である。
- キャラクターのイラストは、緻密・綺麗なイラストである。
- ストーリーが漫画形式で他のゲームとは異色。
- インターフェースが分かりづらい。
ゲームを進めていく上でのストレスは少ないゲームに感じました。
課金要素は少ないと思うのでまったりとプレイするには好都合な出来となっているのではないでしょうか。